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葉っぱの坑夫は2001年より、さまざまな形態で本を出版してきました。現在はオフセット印刷によるアートブックと、Amazonで印刷するペーパーバック、Kindle本を中心に展開しています。すべての本がAmazonで購入できます。「葉っぱの坑夫で購入」○とあるものはこちらでもお買い求めいただけます。
モーリス・ラヴェルの生と死
ペイパーバック版 | Kindle版(Amazon)
作:マデリーン・ゴス 訳:だいこくかずえ
1937年12月。ラヴェルの死の数日前、著者のマデリーン・ゴスは滞在中のパリで交通事故にあい、息子のアランを失いました。同じパリで同時期にラヴェルの死に出会い、息子をなくした著者は、この評伝を書きはじめます。ラヴェルの弟、友人、知人、ハウスキーパーと生前身近だった人々に会い、話を聞き、悲しみを分かち合い、愛と共感に満ちたバイオグラフィーを書き上げました。この本はインスピレーションを与えてくれた息子に捧げられています。
2023年8月出版 詳細はこちら
作:コンガー・ビーズリー Jr. 訳:だいこくかずえ
絵:たにこのみ デザイン:角谷慶
フランスの偉大な作曲家モーリス・ラヴェルを題材にした、楽しくて心温まるファンタジー小説です。身長30cmの小さなモーリス・ラヴェルはある日、友だちの家のパーティでアネットという才能豊かな女の子と出会います。アネットは唾でさまざまな形、大きさ、模様の泡を吹くことができました。すっかり感動したモーリスは、スペインに行きたいという夢を話します。
2023年3月刊 本の詳細を見る
フラミンゴのあしはなぜ赤い
POD絵本(Amazon)
原作:オラシオ・キローガ 訳:A・リヴィングストーン & だいこくかずえ
絵:ミヤギユカリ デザイン:角谷慶
オラシオ・キローガ原作の『南米ジャングル童話集』より「フラミンゴがくつしたを手にした話」を絵本化した作品です。制作はミヤギユカリと角谷慶による『ワニ戦争』のときと同じコンビネーション。絵とデザインの混合がさらに進化、楽しくびっくりするような効果をあげています。テキストはすべて手描き。日本語と英語で楽しめます。
2022年10月刊 本の詳細を見る
著者:メヒス・ヘインサー
訳者:だいこくかずえ
エストニアの新世代作家による短編小説集。著者はエストニアで最高の名誉とされるトゥグラス短編小説賞を2000年、2002年、2010年と3度にわたり受賞、ヨーロッパ各国で注目を浴びる精鋭な作家です。「幻想とリアル」二つの異なる世界を行き来して、スリリングに話を展開させていく独特のスタイルを持ちます。
2022年6月2日発売
著者:ウィリアム・ロング、大竹英洋(まえがき)
訳者:だいこくかずえ
20世紀初頭に、アメリカ北東部の森や荒野を長い期間にわたってフィールドワークした作家、野生動物観察家のオオカミを追ったストーリー。ウェブで連載した作品のブック化です。「まえがき」は北米ノースウッズの森を20年以上、探索し撮影している自然写真家の大竹英洋が書きおろしています。後半に「鳥たちの食卓」を収録。
2021年1月発売 本の詳細を見る
インタビュアー:ブルース・ダフィー
ゲスト:スティーヴ・ライヒ
ミニマル・ミュージックの第一人者とされるアメリカの作曲家、スティーヴ・ライヒ。シカゴのラジオ局Classical 97のブロードキャスター、ブルース・ダフィーが1985年と1995年の2回にわたって行なったライヒのロング・インタビューをここに収録します。(1回目:約33000字、2回目:約20000字)
2019年8月刊 本の詳細を見る
文:オラシオ・キローガ
絵:ミヤギユカリ
オラシオ・キローガ原作の『ワニ戦争』を絵本化した作品です。ミヤギユカリが新たに絵を描きおろし、デザイナーの角谷慶が大胆な配色でビビッドな絵本に仕立てました。物語、絵、デザインの相乗効果が作品をより広い地平へと導き、見て読んで楽しめる刺激に満ちた1冊になりました。
2018年11月刊 本の詳細を見る
著者:エゼケル・アラン
訳者:だいこく かずえ
4歳の頃から、両親はときどきぼくを家からしめだすようになった。1970 年代のことで、家といっても、一間だけの「家みたいな」ものでしかなくて、両親と兄とぼくでそこに暮らしてた。妹たちはまだ生まれてなかったけど、ママとパパは家をなんとかしようと、しょっちゅう手を入れていた(第1章 「私有財産」より)。
2018年10月刊 本の詳細を見る
著者:オラシオ・キローガ、絵:ミヤギユカリ
訳者:だいこく かずえ
南米アルゼンチンの奥地、ミシオネス州のジャングルを舞台にした童話集です。ハナグマ、カピバラ、コアリクイ、オオアルマジロ、コロコロ、ドラドなど南米原産の野生動物が、楽しくにぎやかに登場します。またシカやオウム、ミツバチ、ワニなど誰もがよく知る動物たちも主役として活躍します。2017年8月刊 本の詳細を見る
著者:デニース・ハージング
訳者:だいこく かずえ
12歳のときにジャック・クストーのドキュメンタリー番組を見て、この生きものに魅了され、将来イルカの研究者になろうと決心した著者が、やがて海洋生物学者となってバハマの海へと旅立ち、そこでイルカたちのコミュニティを間近に観察した25年間の記録を綴ったものです。2016年11月刊 本の詳細を見る
著者:リカルド・リジエス、フェデリコ・ファルコ、アンドレス・レッシア・コリノ、 ダニエル・アラルコン、アンドレス・フェリペ・ソラーノ
訳者:だいこく かずえ
マルケスやボルヘスの孫の世代にあたる、1970年代~1990年代生まれの南米の作家たち。イギリスの文芸誌GRANTAや、NEW YORKERに掲載された短編小説などを収録!
114ページ、12.7×20.3cm、2015年4月刊
著者:フェデリコ・ファルコ、ルイサ・ガイスラー、ファビアン・カサス、カローラ・サアヴェドラ、アンドレス・フェリペ・ソラーノ
訳者:だいこくかずえ
「レプブリカとグラウの交差点」につづく南米の若手作家を集めた短編小説集。あまり例のない画期的な文学選集です。
134ページ、12.7×20.3cm、2015年4月刊
絵:ミヤギユカリ、デザイン:服部一成
原画と同じサイズの絵が、見開きページで次々に繰り広げられる迫力のアート絵本です。餌を求めて森をさまようオオカミ、遠吠えを野山にひびかせるオオカミと、オオカミが生き生きと描かれているのが魅力のひとつです。スイスのNievesとの共同出版。
絵:ミヤギユカリ
2011年の大震災による原発事故のショックから、絵を描くことの意味を見いだせなくなった著者が、一本の線を描くことからまた歩きはじめた。ペーパバック版とKindle版があります。English
絵:ミヤギユカリ、デザイン:有山達也
だれもが知るイソップのお話をベースにしながら、ミヤギユカリが自由に想像力をはばたかせて、エナジーあふれる線とビビッドな色彩で32ページを描きつづった、不思議で可笑しいウサギとカメの世界です。スイスのNievesとの共同出版。
絵:ラグナール・ペルソン、デザイン:宮川隆
スウェーデンのアーティスト、ラグナール・ペルソンのドローイング集です。作者の生まれ育った、眠ったような極北の村の風景と人が描かれています。著者撮影の小さなモノクロ写真集付き。English.
テキスト:温又柔(おん・ゆうじゅう)
小説「好去好来歌」で2009年、すばる文学賞佳作を受賞した温又柔のデビュー前のミニ・エッセイ集。言葉について、日本語について、母語について、名前や国語について綴っている。
テキスト:大竹英洋
アカリス、オジロジカ、カワウソ、キツツキ、ライチョウ、ハチドリ….、写真家・大竹英洋がノースウッズの森に住んでいたときに出会った生きものたちについて、詩のような短文でつづった文集です。日本語、英語
テキスト:ベンソン・デン、アレフォンシオン・デン、ベンジャミン・アジャク
20年に渡る内戦の中、たくさんの小さな子どもたちが、親と別れわかれになって難民となり、集団でアフリカの大地を逃げ歩きました。この本の著者ベンソン、アレフォ、ベンジャミンの三人は、その厳しい逃避行をなんとか生き延びた奇跡の生存者たちです。
テキスト:ニイ・アイクエイ・パークス
2010年度のコモンウェルス賞最終候補作品となった、ガーナの作家ニイ・パークスのデビュー小説。何百年にも渡って変わることのないガーナ奥地の村ソノクロム、そこで起きた奇妙な事件。ミステリーと昔語りのストーリーテリングの交錯が読者を引き込む。
テキスト:レイ・ティ・イェイム・トゥイ、日本語訳:だいこくかずえ
ベトナム出身の作家による自伝的小説。1978年、一人の少女が、ベトナム南部の村を小さな漁船に乗って離れた。サイゴン陥落から三年後のことだった。難民となった少女は、シンガポールを経てアメリカに渡る。
テキスト:ハビエル・ビベロス
古今東西の文学に親しみ、星空のもと詩を読み、愛する女性への想いで胸を焦がし、故郷の大豆畑の風景に心和ませる。南米に暮らす心熱き若者の姿が浮かぶ、そして現代パラグアイの日常が生き生きと映し出された100句。スペイン語、グアラニー語、日本語訳
テキスト:ポール・メナ
アメリカ人詩人の俳句集(英語、日本語訳)。テネメント(借家のアパート)の向こうにみえる、ニューヨークの風景や日常を、軽やかに、ときにシニカルに切りとって描写した三十九句。この新版では9.11以降に書かれた俳句を一句追加。
テキスト:メアリー・オースティン
絵:ミヤギユカリ、日本語訳:だいこくかずえ、デザイン:宮川隆
夏の夜あけ、東の空低いところにあらわれる「シリウス」の名で知られる明るい星の物語。赤い線だけのドローイングとパイユートの詩が溶けあう、一枚絵による蛇腹本。
テキスト:ジョン・サンドバック
アメリカ中部、ミズーリ州に住む詩人が、森や、雲や、川や、カラスや、月や、雨や、水晶をうたって、不思議なあじわいのハイク集をつくりました。空、雲、天と地、森、洞窟、水、鉱物、雨などミズーリの風物が通奏低音のように作品世界を循環している。
テキスト:アレクセイ・V・アンドレイエフ、日本語訳:だいこくかずえ
23才のロシア人の男の子がアメリカに住んで、アメリカについてアメリカ人について感じたこと、好きな女の子への気持ち、旅をしたり絵を描いたりの日常、遠くはなれた故郷への想いなどを二年間にわたって綴った、異文化体験ルポルタージュ的ハイク集。
写真:アリ・マルコポロス、テキスト:だいこくかずえ
ほっぺにあざのある「ぼく」と「おじいちゃん」が、南の国へ旅に出る。そこには同じようにほっぺにあざのある人たちが暮らしていた。この旅をつうじて「ぼく」は考える。世界とはどんなところなのか。
テキスト:ポール・ブルック、絵:そめや まゆみ、日本語訳:だいこくかずえ
結びこぶ、ビーズ、より糸といったコ・イス(素材)を使って紡がれた紐(ひも)の日記帳。ひとつひとつのコ・イスはその年のある一日の出来事や思い出を記します。1600個の玉飾り、10メートルをこえる糸ごよみの物語。
壁画の絵:ミヤギユカリ、写真:田中均明
この写真集は、町の中にあらわれたミヤギユカリさんの素晴らしい壁画を本にして残したい、という気持ちから生まれました。ドローイングと町の風景が出会い、絵の世界と現実の境界線が消えて、すべてがフィクションのようにも見えます。English
テキスト:メアリー・オースティン、日本語訳:だいこくかずえ+ジェフ・ブラワー
子どものためのお話し集として書かれたもので、インディアンの籠女が、白人の少年アランにパイユートに伝わる小さな物語を聞かせます。コヨーテ、銀モミ、氷河、オオツノヒツジ、女の服を着た男などをめぐる不思議なお話しが全部で14編入っています。