糸ごよみ(表紙A)

B6判変形・68頁
プリントオンデマンド
本体価格:¥500

糸ごよみ

1800年代、二人のヤカマ・インディアン女性の記録

 

著者:ポール・ブルック、絵(エッチング):そめや まゆみ

日本語訳:だいこくかずえ、デザイン:宮川隆

 

結びこぶ、ビーズ、より糸といったコ・イス(素材)を使って紡がれた紐(ひも)の日記帳。ひとつひとつのコ・イスはその年のある一日の出来事や思い出を記します。1600個の玉飾り、10メートルをこえる糸ごよみの物語。

 

「糸ごよみ」には各ページにエッチングの挿画が入っています。これは版画家そめやまゆみが、言葉の向こうにある世界に耳をかたむけ、しんとしたイメージの中にヤカマの女性たちの心のランドスケープを紡いでいった、もう一つの物語です。

 

1800年代になって、ヤカマ・インディアンの女性たちは、自分の思い出をしるす編んだひもの暦を作りはじめました。ヤカマの女性たちは書き言葉をもっていなかったので、この糸ごよみが、思い出や大切な生活行事を口で伝えていくときの記録の役割を果たしました。糸ごよみは、月の満ち欠けとノースウェストに住むヤカマの生活のリズムにそって作られていました。本物のヤカマの糸ごよみは、ワシントン州トッペニッシュにあるNation Cultural Centerで見ることができます。

 

ポール・ブルック:詩人、英文学教授。ヤカマ・インディアン文化への長年にわたる調査・研究から生まれた作品で、著者が合衆国森林保護局のナチュラリストとしてワシントン州で働いていたとき、ヤカマの文化について直接見聞きしたことをもとにしています。

 

B6判変形、68頁、モノクロ、2002年1月刊
 

糸ごよみ(表紙B)
糸ごよみ(中ページ1)
糸ごよみ(中ページ2)
糸ごよみ(中ページ3)
糸ごよみ(中ページ4)