南米ジャングル童話集表紙

156 × 234mm、136頁
ペーパーバック(kindle版、コボ版もあります)
本体価格:¥1,200 2017年8月発売

南米ジャングル童話集 


テキスト:オラシオ・キローガ 絵:ミヤギユカリ

訳:だいこくかずえ デザイン:⻆谷 慶

 

南米アルゼンチンの奥地、ミシオネス州のジャングルを舞台にした童話集です。ハナグマ、カピバラ、コアリクイ、オオアルマジロ、コロコロ、ドラドなど南米原産の野生動物が、楽しくにぎやかに登場します。またシカやオウム、ミツバチ、ワニなど誰もがよく知る動物たちも主役として活躍します。

 

この童話集では、人間と野生動物の関係がたくさん描かれています。エイの群れが怪我(けが)を負った人間の男の命を助けるため、全力でヒョウと戦ったり、野生のオウムが人間の家族と暮すようになり午後のお茶を日課にしたり、猟師に助けられたシカの子が、その男の生涯の友となったり。また一方で、ワニの集団が人間たちと川の主権をめぐって戦争をくり広げたりもします。

各お話にはミヤギユカリによるたくさんのドローイングが添えられ、ストーリーの進行をぐんぐん盛り立てます。またすべてのお話の最後に、日本語版制作者のアイディアによる4コマ漫画(まんが)が入っています。ミヤギユカリの水彩画4コマで、1918年に書かれた童話を、今の時代に照らして考えるヒントになれば、と作られたおまけページです。読みやすく美しい本のデザインは、⻆谷慶(S u -)が担当。絵とデザインの楽しさを味わいながら物語の世界に浸ることのできる、子どもも大人も楽しめる童話集になっています。

2015年4月〜2016年6月、葉っぱの坑夫のサイトで公開した同名の作品を再編集してペーパーバックと電子書籍にしたものです。ウェブ版はこちらです。

画像をクリックすると拡大して見ることができます。

オラシオ・キローガ/Horacio Quiroga

ウルグアイの詩人、作家。1878年生まれ。ジャングル好きが高じて、アルゼンチンのミシオネス州、パラナ川上流地域に農地を買い、綿花の栽培、オレンジ酒や松ヤニ、木炭などの製造、狩りや釣り、家畜の飼育をするほか、野生動物を飼いならして家畜化した、とも伝えられる。作家としては短編小説の名手と言われ、今もスペイン語圏のみならず英語圏でも人気がある。1937年、アルゼンチンで病死。

ミヤギユカリ

東京在住のイラストレーター。広告、出版などの商業分野で活躍する一方で、内外のインディペンデントなアートプロジェクト、出版プロジェクトに参加して作品を発表している。作品集、出版物に「Chichi」(1999年)、「ambrosia」(2002年)、「シカ星:アメリカ・インディアンはうたう」(2005年)、「Rabbit and Turtle」(2005年)、「AKAZUKIN」(2008年)、「Line:それでも花は咲き今年も蝶がきてくれた」(2013年)などがある。

もくじ

はじめに

お話の舞台となった場所の地図
第1話 浅瀬(あさせ)をまもったエイ
第2話 二ひきのハナグマの子とふたりの人間の子
第3話 しっぽをなくしたオウムの話
第4話 目の見えない子ジカ
第5話 ワニ戦争
第6話 フラミンゴがくつしたを手にした話
第7話 なまけもののハチ
第8話 ゾウガメ
登場する主な動物
著者・制作者紹介
ノート(英語訳者リヴィングストーン紹介)

 

 

ペーパーバック版の外観

Kindle版 『南米ジャングル童話集』

本体価格:500円

コボ版 『南米ジャングル童話集』

​本体価格:500円

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