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H a p p a n o U p d a t e s - No.197

■ インタビュー with 20世紀アメリカの作曲家たち  シカゴのブロードキャスター、ブルース・ダフィーが聞く  第3回 ポッツィ・エスコット(Pozzi Escot, 1933 - )  だいこくかずえ 訳 -------------------------------------------------------------- https://www.happano.org/3-pozziescot

ポッツィ・エスコットは前衛作曲家として名を知られ、またアメリカの現代音楽を世界各国に紹介する旅をしてきました。数学と物理を愛し、音楽との深い関係について多くの論文も書いています。中世の作曲家で薬学者、女子修道院長であるヒルデガルト・フォン・ビンゲンを高く評価し、その研究者でもあります。音楽は人間にとっての真の機能、それなしには人が生きられないものとして定められている、と語ります。「何かが動けば、音楽、あるいは音が生まれます。人間はそれを模倣し、それを自分のものにします。」 エスコットの言葉は見識に満ち、強い輝きを放って聞く者の心に残ります。

もくじ&カバーページ:(「はじめに」「ブルース・ダフィーとその仕事」はこちらから) https://www.happano.org/american-composers-cover

■ ビーバーとカワウソが出会ったら(3)  ウィリアム・J・ロング著『おかしなおかしな森の仲間たち』より  チャールズ・リビングストン・ブル、チャールズ・コープランド、USDA:絵  だいこくかずえ 訳 -------------------------------------------------------------- https://www.happano.org/when-beaver-meets-otter-3

前回の「ビーバーの冬の暮らし」と「家の構造」についての説明につづいて、第3回(この話の最終回)は、カワウソの側の話です。氷の張った北部の冬の湖でも、カワウソは釣り名人ぶりをいかんなく発揮します。この話の冒頭の疑問、なぜ天敵でもないビーバーとカワウソが、互いを憎み合って激しくやりあうのか、その答えはこの2者の冬の暮らしの中にありました。 『カワウソのトリック [ 1 ] 』『カワウソのトリック [ 2 ] 』『わたしの結論』

[ 著者のウィリアム・ロングは、アーネスト・シートンと同世代のアメリカの野生動物観察家、作家。毎年3月になると北部を旅し、そこに暮らす動物たちの観察をつづけました。長年の観察の体験とそこで得た知識を、多数の著書に表しています。ロングは、動物は本能以上に経験からの「学び」によって日々生きている、という見方をしており、これは近年の観察科学の言説と重なります。]

次回: 『鳥たちの食卓』第1回(10月):『朝ごはん』『サリージェーンとジェイク』『盗っ人』

□ happano journal 活動日誌 (9.7、9.20) http://happano.blogspot.jp/

09.07/18 WorkとJobとLife 09.20/18 葉っぱの坑夫、秋の新刊。

現在2冊の新刊を準備していて、それについて書きました。そのうちの1冊は10月初旬に出る予定。今年の6月まで連載していた『ディスポ人間』をペーパーバックと電子書籍で出版します。もう1冊は、去年出した『南米ジャングル童話集』から選んだ1話『ワニ戦争』をフルカラーの絵本にしたものです。ミヤギユカリさんが新たに絵を描き下ろし、角谷慶さんがブックデザインを担当しています。

Web Press 葉っぱの坑夫/エディター大黒和恵/editor@happano.org

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