H a p p a n o U p d a t e s - No.204
■ かわうそキーオネクは釣り名人(2)
ウィリアム・J・ロング著『森の秘密』より
チャールズ・コープランド:絵
だいこくかずえ 訳
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https://www.happano.org/fisherman-2 著者の子ども時代のカワウソを追う日々のつづきです。ある日の午後、ウィリアム少年は見張っていた巣から、カワウソの子どもたちが出てくるのを見つけます。著者によると、カワウソの子どもは学ばない限り、泳ぐことができないそうです。最初は水を怖がり、母親の指導でじょじょに慣れていくとか。そうなると、地上の生き物であるカワウソが、どのようにして釣り名人にまでなったのか興味が湧いてきます。
もくじ:『キーオネクの魚の食べ方』『カワウソの子どもたち』『泳ぎのけいこ』 [ 著者のウィリアム・ロングは、アーネスト・シートンと同世代のアメリカの野生動物観察家、作家。毎年3月になると北部を旅し、そこに暮らす動物たちの観察をつづけまし