H a p p a n o U p d a t e s - No.209
■ クラシックの変わり種、マイナー楽器の奏者たち(3)
シカゴのブロードキャスター、ブルース・ダフィーが聞く
ミカラ・ペトリ(リコーダー奏者)
だいこくかずえ 訳
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https://www.happano.org/michala-petri リコーダー、吹いたことありますよね。音楽の授業のある日は、ランドセルの端っこにあの笛を挿して通いましたよね。ピーピーヒョロヒョロあるいはボーボーと、あまり音楽的とは言えない音を出していたかもしれませんが。ミカラ・ペトリはこの楽器を3歳のときから吹いていて、11歳にはオーケストラとの共演でプロデビューしています。リコーダーをソロ楽器としてアピールすることに、大きな貢献をした音楽家と言っていいと思います。自然の音のような音色が好き、自分を一番表現できる楽器、ペトリはそのように語っています。楽器と演奏家の相性には、いつも興味深いものがあります。バロックから現代曲まで、ミカラ・ペト