H a p p a n o U p d a t e s - No.197
■ インタビュー with 20世紀アメリカの作曲家たち
シカゴのブロードキャスター、ブルース・ダフィーが聞く
第3回 ポッツィ・エスコット(Pozzi Escot, 1933 - )
だいこくかずえ 訳
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https://www.happano.org/3-pozziescot ポッツィ・エスコットは前衛作曲家として名を知られ、またアメリカの現代音楽を世界各国に紹介する旅をしてきました。数学と物理を愛し、音楽との深い関係について多くの論文も書いています。中世の作曲家で薬学者、女子修道院長であるヒルデガルト・フォン・ビンゲンを高く評価し、その研究者でもあります。音楽は人間にとっての真の機能、それなしには人が生きられないものとして定められている、と語ります。「何かが動けば、音楽、あるいは音が生まれます。人間はそれを模倣し、それを自分のものにします。」 エスコットの言葉は見識に満ち、強い輝きを放って聞く者の心に残