【新世代作家が描く小説のいま】
From Africa!!!
もくじ
ニイ・パークス(ガーナ/イギリス)
エケミニ・ピウス(ナイジェリア)
2.織る:Weaving
イヴォンヌ・クシーマ(ウガンダ)
3.癒合:Fusion
ハワード・メブ・マキシマス (カメルーン)
Summer break essays and more …
・予想外だったケイン賞 エフェミア・チェラ(ザンビア/ガーナ)
・私たちの物語は悲劇ばかりじゃない ドリーン・バインガナ(ウガンダ)
・ヒルトップ・カフェでコーヒーを マーティン・エグブレウォグベ(ガーナ)
ドリーン・バインガナ(ウガンダ)
マーティン・エグブレウォグベ(ガーナ)
6. All Tomorrow's コスチューム・パーティーズ
エフェミア・チェラ(ザンビア/ガーナ
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オオカミと狼伝説
ウィリアム・J・ロング
オオカミと狼伝説 【その1】 ミネソタの森で
オオカミと狼伝説 【その2】 アラスカの鉱山技師
オオカミと狼伝説 【その3】 イタリアの村にて
オオカミと狼伝説 【その4】 雪嵐の森で
【小評伝】 作曲する女たち(19世紀生まれ)
⓵テキサスのカウガール:Radie Britain
⓶歌が唯一の楽器だった:Mabel Daniels
⓷初めての学校は子育ての後:Mary Howe
⓸大合唱団を率いて:Gena branscombe
⓹ブーランジェと交換教授:Marion Bauer
【インタビュー】 作曲する女たち(20世紀生まれ)
⓵オーガスタ・リード・トーマス(作曲家かどうか、決めるのは自分)
⓶ジェニファー・ヒグドン(ロックを聴いて育った)
⓷タニア・レオン(世界を見たくてキューバを離れた)
⓸ヴィヴィアン・ファイン(よくできた曲はあまり面白くない)
⓹エレン・ターフィ・ツウィリッヒ(音楽には浅いレベル、深いレベル両方必要)
[エストニアの小説] トーマス・ニペルナーティ:悪魔の舌をもつ天使
アウグス・ガイリ著
第1話「筏乗り」(全10回連載)
第2話「ノギギガスの3兄弟」(全12回連載)
第5話「テリゲステの1日」(全15回連載)
第6話「幸せの2羽のブルーバード」(全16回連載)
第7話「シバの女王」(全10回連載)
モーリスとラヴェル
ファンタジー小説『小さなラヴェルの小さな物語』
評伝『モーリス・ラヴェルの生涯』
手紙・文章・インタビュー『わたしはラヴェル』
今月のピックアップ | Choice of the Month
モニカ・アラク・デ・ニェコ「バナナ喰らい」
Monica Arac de Nyeko: The Banana Eater
メヒス・ヘインサー [エストニア] 短編小説集
全10編の短編小説を2021年3月〜12月の間連載
子ジカたちが知っておくべきこと I
子ジカたちが知っておくべきこと II
森で、子ジカたちと(2)
夜の森に鳴き声がひびく I
夜の森に鳴き声がひびく II
夜の森に鳴き声がひびく III
野生動物が死を迎えるとき 1 ハクトウワシ、モリムシクイ 2 クマ 3 動物の死、人間の死
ウィリアム・J・ロング著『森の中の学校』より
野生動物はどこで、どのようにして死ぬのでしょう。人の目に触れることのほとんどないその死。ハクトウワシ、モリムシクイなど、ウィリアム・ロング自らの体験によるレポートです。
オオカミの生き方
ウィリアム・J・ロング著『Mother Nature』より
アメリカ最北東部メイン州の森や原野を、野生動物観察家のウィリアム・ロングがオオカミを追って旅し、ドキュメントした作品です。
ピアノとピアニスト
ブルース・ダフィー *インタビュー・シリーズ(4)
ラン・ラン、ポゴレリチ、ポリーニ、ピレシュ、クライバーン、スコダの6人のピアニストに加えて、ホロヴィッツの専属調律師だったスタインウェイのフランツ・モアにブルース・ダフィーがインタビュー。(日本語訳)
ブルース・ダフィー *インタビュー・シリーズ(3)
演奏家や作曲家ではないけれど、音楽史の中で重要な役割を果たしてきた人々がいます。レコード・プロデューサー、音楽出版者、批評家、パトロンなど、音楽家や業界をサポートするプロフェッショナルにブルース・ダフィーがインタビューします。
ブルース・ダフィー*インタビュー・シリーズ(2)
クラシック音楽を担っているのは、ヴァイオリンやピアノやフルートだけじゃない。コントラバスーン 、パーカッション、リコーダといったオーケストラではマイナーな、クラシックの変わり種とも言える楽器を、人生をかけて演奏している5人の奏者を紹介します。
ブルース・ダフィー*インタビュー・シリーズ(1)
20世紀はアメリカの世紀。ヨーロッパからアメリカへと文化の中心が移っていったこの時期、作曲家たちは何を考え、何を目指していたのでしょう。ジョーン・タワー、ポール・ボウルズ、スティーブ・ライヒ、ルイーズ・タルマ、ジョン・ケージなど10人の作曲家に聞きます。
ウィリアム・J・ロング著『おかしなおかしな森の仲間たち』より
ウィリアム・ロングは、アーネスト・シートンと同世代の作家、野生動物観察家。ロングは野生動物の世界で起きていることを、一種のコメディとして捉えていました。森の仲間たちはいったいどんな日々を送っているのか。その世界が言われているような「弱肉強食の悲劇的」なものではないことを、地道で忍耐強い観察の日々から汲み取り、文章で綴っています。
コモンウェルス新人文学賞・エゼケル・アラン著
ジャマイカの「ど田舎のクソ沈下地区」で生まれた少年ケニーが、呪いと笑いにつつまれた暗黒ピンクな悪夢の暮らしを清く正しく美しく綴った手記。エゼケル・アランはジャマイカの作家。1970年生まれ。デビュー小説『Disposable People』で2013年度のコモンウェルス新人文学賞(カリビアン地区)を受賞。職業はビジネス・コンサルタント。
サンクチュアリに住むゾウたちの物語 2017
アメリカ南東部テネシー州ホーヘンウォルド。森や湖にかこまれた大自然のなかで、動物園を引退したゾウたちがくつろいで暮している。同じ境遇の仲間たちと、いまを楽しく生きている。その1頭1頭には、聞いてほしいそれぞれの物語があります。
日本語訳ノンフィクション 2015 - 2017
ピーター・ヘスラー、ルクサンドラ・グイディ、ベア・ゲラ、セィディヤ・ハートマン、ガウリ・ギル、ショーン・キャロル他
地球のどこかで起きたこと、起きていることを、その場所から記者や作家、学者、写真家たちが自分の言葉で伝えます。
海洋生物学者の回想録 デニース・ハージング著
12歳のときにジャック・クストーのドキュメンタリー番組を見て、この生きものに魅了され、将来イルカの研究者になろうと決心した著者が、やがて海洋生物学者となってバハマの海へと旅立ち、そこでイルカたちのコミュニティを間近に観察した25年間の記録を綴ったものです。本版『イルカ日誌』の10%をお読みいただけます。
オラシオ・キローガ文、ミヤギユカリ絵
ウルグアイの作家オラシオ・キローガの童話集 Cuentos de la selva の日本語版です。ミヤギユカリの絵とともに、大人も子どもも楽しめる作品として出版します。8つのお話には、カピバラ、ヒョウ、ハナグマ、ゾウガメ、アリクイ、エイ、ドラドなど、南米に住む野生動物がたくさん登場します。
温又柔 文、郭凡嘉 譯
わたしの名前は、温又柔。中国語だとウェンヨウロウ。「温柔(ウェンロウ)」という言葉が中国語にはある。「おとなしくて、やさしい」という意味なのだそう。我的名字是「おんゆうじゅう(On Yu Ju)」。中文則是溫又柔。台湾で著者が朗読したとき、配布した中国語版(繁体字)との2ヶ国語で紹介します。
佐藤かづみ:わたしの世界旅行7ヶ月21カ国
2009年6月、著者は友だちと二人で世界一周旅行に出た。アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中南米、ハワイを、約7ヶ月かけてまわる。旅で出会った世界や人々をカメラにひとつまたひとつと残し、何千枚もの写真を持ち帰った。その旅から3年、「心の中にこんがらまったままの記憶や風景」を人に伝えるという行為を通して少しずつほどき編み直す、それが作品として実を結びました。
動物の森 1999 - 2001 | Inhabitants of the North Woods
大竹英洋 文 Written by Hidehiro Otake
著者がノースウッズの森(カナダ)に住んでいたときに出会った生きものたちについて、詩のように短い文章でつづったものです。簡潔な表現と動物へのやわらかな視線が、野生動物の世界を身近に感じさせてくれます。
The author writes about the inhabitants of the North Woods whom he encountered when he lived there.
とりうたうあたらしいことば | Birds Singing in New Englishes
英語によるストーリー / English language story 2011 - 2013
ハ・ジン、モーシン・ハミッド、チャンネ・リー、A. イゴニ・バレット他 著
Written by Ha Jin, Mohsin Hamid, Chang-Rae Lee, A. Igoni Barrett, etc.
英語圏以外の作家が母語ではない英語で書いた短編小説のアンソロジー。
Short stories written in English, but the authors' mother tongue is not always English.
南米文学 & 南米カルチャー(映画、音楽など)2013 - 2015
リカルド・リジエス、フェデリコ・ファルコ、カローラ・サアヴェドラほか
実はよく知らない南米。でも南米はメッシやネイマールだけじゃない! 最近の南米作家の作品を読んで、どんな土地でどんな人々が、何を考えて暮らしているのか知るのも悪くない。ついでに音楽や 映画などで面白そうなものを見つけ、そっちにも寄り道してみました。
山尾三省の詩 | Sansei Yamao Poetry Works
英訳詩 / English translation from the Japanese 2000 - 2007
山尾三省(1938-2001)は屋久島の詩人。英訳した7つの詩の中の「火を焚きさない」は、原始の人間のこころを子どもたちに伝えたものです。
Sansei (1938-2001) is a Japanese poet who lived on beautifully green Yaku Island, which is located in the south of Japan. We translated several of his poems into English.
Ryo Kisaka Poetry
英訳詩 / English translation from the Japanese 2001 - 2011
ニューヨーク留学時代のことを綴った詩二つに、「ある日」で始まる場所も時代もさまざまな七つの連作詩(「ある日」からの抜粋)です。
The two poems are written about the time when the poet studied abroad in New York City. And the rest is a series of poems that starts with one day.
China Dailyの記事から話題をひろって 2012 - 2013
英字新聞China Daily記者たちのレポートから、あまり知られていない中国の面白いトピックを紹介します。「気分のいい場所」「ミスター・ビーンが笑いを誘う、コメディカフェ」「小さな子どもに導かれ」「東へ、二輪車巡礼の旅」「教科書を超えた調停に挑む」など、2012年10月から10回にわたって掲載したコンテンツです。
ニューヨーク、アパアト暮らし | tenement landscapes
ポール・デイヴィッド・メナ 著、だいこくかずえ 訳
エイゴ・ハイク / English language haiku 2000
テナメント(借家のアパート)の向こうにみえる、ニューヨークの風景や日常を、軽やかに、ときにシニカルに切りとって描写したポールの初めての作品集。
This is Paul's first book in which he cut out and described the landscapes of New York and people's daily life seen through tenement houses, lightly and sometimes cynically.