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H a p p a n o U p d a t e s - No.179

<Web Press 葉っぱの坑夫> 読者のみなさまへ

葉っぱの坑夫からウェブ更新情報をお知らせします。

contents ───────────────────────────────────── ■ 世界消息:そのときわたしは 第10回 □ happano journal_j(葉っぱの坑夫の活動日誌/2.3、2.17、3.3) □ 葉っぱの坑夫からお知らせ ─────────────────────────────────────

■ 世界消息:そのときわたしは  第10回 瀕死の子グマ救出劇を追って(フォトルポルタージュ)  Animals Asia(写真、テキスト提供)  葉っぱの坑夫(日本語テキスト) -------------------------------------------------------------- http://www.happano.org/10

単なる報道記事ではない、伝える者の「声」が聞こえる著作をつうじて、世界で今なにが起きているのかを知ろうという企画「世界消息」の第10回目(最終回)。

中国四川省成都(チェンドウ)で起きた子グマの密猟とその救出を追ったフォトルポルタージュです。成都に本拠を置くクマのサンクチュアリ(保護施設)Animals Asiaの協力で作品化しました。アニマルス・アジアは、通常は熊の胆採取のために捕獲され、飼育されるツキノワグマを救出する活動をしていますが、今回は山中で罠にかかって傷を負った子グマを救出し、野生に戻す活動に手を貸します。発端は地元の森林官庁からの電話でした。救出依頼を受け、Animals Aisaの獣医をふくむメンバー数人がすぐにチームを組み、2時間後には装備を積んだトラックで現地に直行します。

今回の原稿は、Animals Asiaの創設者ジル・ロビンソンの報告をもとに葉っぱの坑夫が編集したものです。写真のみ見ていくこともできますし、詳細を写真とテキストで追っていくこともできます。海外のこうした非営利活動でいつも感心するのは、活動内容をサイトで詳しく報告していることです。不特定多数の、地球に暮らすすべての人々を対象に、何が起きていて、何をどうしたかを記録し、公開することの意味は、実際の活動と同じように大きいと感じます。欧米的なこうした団体は、寄付文化の上に成り立っているので、広く理解を求める必要があるからということはありますが、同時に、記録文化(あらゆることを記録に残す)、公開性の重視といった側面もあると思います。

happano journal 活動日誌 (2.3、2.17、3.3) http://happano.blogspot.jp/

02.03:キンコン西野の「お金の奴隷解放宣言」 02.17:20世紀初頭の動物作家たち 03.03:小沢健二の不思議な広告

ひょんなことで漫才コンビ、キングコングの西野亮廣さんが、自分の新刊絵本をネットで無料公開し、そのことでクリエーターや出版関係者などから大反発をくらっていると耳にし興味をもちました。無料のコンテンツが極端に少ない日本ではありがちな反応だな、と思いました。インターネットの捉え方が、商業的なマーケットとしての場、友達関係のためのツール、この二つに集約しがちですが、違った利用にもっと目がいけば、西野さんの挑戦を理解できる人が増えると思います。西野さんのブログでの理論展開はなかなか面白いものでした。

□ 葉っぱの坑夫からお知らせ [新コンテンツがスタートします] 4月初旬から『Elephant Stories:サンクチュアリに住むゾウたちの物語』の連載をはじめます。アメリカのテネシー州にあるElephant Sanctuaryの協力を得て、動物園やサーカスを引退したゾウたちが、どこで生まれ、どのような来歴をもってサンクチュアリに来ることになったのか、1頭ずつの物語として作品化していきます。Elephant Sanctuaryから、写真や映像資料の提供をたくさん受けています。どうぞお楽しみに!

Web Press 葉っぱの坑夫/エディター大黒和恵/editor@happano.org

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